Webを用いての集客も一般的になり、「Web広告」や「Webサイト」など、さまざまなツールがマーケティングに使われています。そんな中、近年注目を浴びているのが「SNS(Social Networking Service)」を使ったマーケティングです。
SNSマーケティングを活用すれば、自社のファンを増やしてコンバージョンへつなげたりできるようになります。そこで今回はSNSマーケティングとは何か、そしてメリットや利用時の注意点も解説していきます。「SNSマーケティングの概要を知りたい」、「SNSマーケティングを活用する際のメリットや注意点まで知ってマーケティングへ活かしたい」という企業担当の方はぜひご覧ください。
目次
SNSマーケティングとは
SNSマーケティングとは、企業がSNSを活用してマーケティングを行う手法です。
登場当初のSNSは、あくまで一般人同士がネットワーク上でコミュニティを作るためのシステムでした。しかしそのメリットに企業が着目し始め、マーケティングに活用するパターンが増えていきました。今では各SNSサービスもBtoB用のサービスを、SNSマーケティングを行いたい企業に提供しています。
SNSマーケティングを行うにはSNSを使えばよいので、新興含めさまざまなSNSでマーケティングが可能です。しかし現在は主に
・Facebook
・Twitter
・Instagram
・LINE
この4つを使ってSNSマーケティングを行う企業が多いです。
関連ページ:企業SNS運用をアウトソーシングするメリット
SNSマーケティングのメリット
SNSマーケティングのメリットは、次の通りです。
・大量のSNSユーザーをターゲットユーザーとして見込める
・自社のファンを増やせる
・拡散で集客効果がさらにアップする
大量のSNSユーザーをターゲットユーザーとして見込める
SNSマーケティングでは、大量のSNSユーザーをターゲットユーザーとして見込めます。
例えば「Instagram」には2019年3月時点で3300万人以上のアクティブユーザーがいたりと、さきほど挙げた4大SNSはどれも莫大なユーザーを抱えています。そしてこの莫大なユーザーからターゲットユーザーを選定して、顧客として獲得ができます。
もちろんもともとのユーザー数が多いので、見込顧客もその分多くなるでしょう。このように大きなビジネスチャンスが広がっているのが、SNSマーケティングメリットの1つです。
自社のファンを増やせる
SNSマーケティングでは、企業が定期的に投稿を更新します。その際相手が共感する投稿を心がければ、「ここの会社のブランド商品は好きだ」とユーザーに思ってもらえるので、自社のファンがどんどん増えていきます。
自社のファンはいずれ何度も自社商品を購入してくれる「ロイヤルユーザー」になってくれる可能性もあり、自社の収益に大きな影響を与えます。SNSを上手く活用すれば、自社に大きな利益をもたらしてくれるファンをどんどん増やせるのが魅力です。
拡散で集客効果がさらにアップする
SNSの特徴は、投稿が拡散することです。特にTwitterは投稿がバズりやすく(話題の投稿が爆発的に広まること)、広いSNSユーザーに自社のことを知ってもらえるチャンスができます。
このように拡散機能を上手く活用すれば、企業の集客効果はさらにアップします(Instagramには直接投稿を拡散する機能がないので、「ハッシュタグ」などを上手く使って集客を行っていきます)。
関連ページ:多くの企業が注目している、インフルエンサーマーケティング活用事例
SNSマーケティングの注意点
SNSマーケティングを行うときは、次の点に注意しましょう。
・炎上などのリスクにしっかり配慮する
・ターゲットユーザーごとに最適なSNSを選ぶ
・相手が共感できる投稿を心がける
炎上などのリスクにしっかり配慮する
SNSマーケティングを行う上で最も注意しないといけないのは、炎上のリスクです。現に企業運営と知らせずに一般人のような投稿で集客を行おうとしたばかりにステマ扱いになり、炎上した企業も存在します。また政治状況など、火種になりやすいコメントを企業アカウントで行うのも厳禁です。
SNSマーケティングにおいてSNS運用を行うときは、社内で投稿ルールを作ってマニュアル化しておくと安心です。こうしておけば担当引継ぎが起こっても注意点をしっかり共有できるので、炎上のリスクが減ります。
ターゲットユーザーごとに最適なSNSを選ぶ
SNSマーケティングは自社の「ブランディング」やファン獲得などに効果的ですが、ターゲットユーザーが異なります。
・Facebook・・・中年や高齢者などがよく利用している
・Twitter・・・若者を中心に利用されている
・Instagram・・・若い女性中心に利用されている
・LINE・・・年齢に関係なく利用されている
上記4つSNSのユーザー傾向はこうなっています。
ですから自社商品のターゲットユーザーが若者の場合Facebookはあまり適していないし、女性向けにマーケティングしたい場合はInstagramが向いている可能性があります。このように各SNSのターゲットユーザーの違いなども把握しながら、自社に合ったSNSでマーケティングを行う必要があります。
相手が共感できる投稿を心がける
SNSでは、あくまで相手が共感できる投稿を心がける必要があります。
これはSNSがもともと一般人目線で登場したサービスであり、押し売りのような共感性を得られにくい投稿を行うと、他集客ツールより嫌われる傾向にあるからです。ですからSNSで投稿を行う際は、投稿前に相手が共感できる内容かしっかり考える必要があります。ちなみにFacebookでは固めの投稿、Twitterでは軽めの投稿が好かれる傾向にあります。
まとめ
今回はSNSマーケティングとは何か、そしてメリットや利用時の注意点もご紹介しました。
SNSマーケティングと言っても利用できるサービスはさまざまありますが、導入を検討するのはやはり今までご紹介してきた4大SNSでしょう。SNSマーケティングを導入する際は、各SNSのターゲットユーザーや好かれる投稿などをしっかり理解して、ポリシーに基づいた投稿を行いましょう。
ぜひSNSマーケティングを活用して、自社のブランディングやファン獲得を成功させてくださいね。
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