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経理もリモートワーク化できる?実現するツールもご紹介

経理もリモートワーク化できる?実現するツールもご紹介

日本でも大企業を中心に、少しずつ「リモートワーク(社外で働く形態)」事例が増えています。リモートワークを実現すると社員の業務満足度向上につながるだけでなく、生産性向上や優秀な人材の確保なども可能になります。

インターネット環境と通信機器さえあれば、どんな企業でもリモートワーク化が可能です。そして企業に必ず必要な経理も、リモートワーク化できます。経理部門は雑多な業務が多いので、リモートワーク化を機に業務プロセスを見直せば業務効率化も狙えます。

今回は経理をリモートワーク化したいと考えている企業向けに、実現にあたって課題になる点や実現に重要なおすすめクラウド会計サービスなどをご紹介していきます。

目次

経理業務も条件が整えば、リモートワーク化可能

経理業務をリモートワーク化するにあたって課題になる点

経理業務をリモートワーク化できる、おすすめクラウド会計サービス3選

まとめ

経理業務も条件が整えば、リモートワーク化可能

経理業務も条件が整えば、リモートワーク化が可能です。

そもそも経理業務は営業などと違って、人に接する場面がそう多くありません。黙々と自分の作業をこなすのが通常のスタイルになるので、リモートワーク化しやすい部門です。

経理業務をリモートワーク化すれば、一人で作業できるので集中力が上がったり好きな時間に働けるのでモチベーションが上がったりそれに伴い作業能率が上がったりと、企業にとっても従業員にとってもメリットがあります。

経理もリモートワーク化できる?実現するツールもご紹介

経理業務をリモートワーク化するにあたって課題になる点

経理業務をリモートワーク化するには、次のような課題があります。

・どの範囲でリモートワークを行うか
・どうやって経理処理を可視化するか
・勤怠管理をどう上手く行うか

どの範囲でリモートワークを行うか

経理業務をリモートワーク化する際は、どの範囲でリモートワーク化を行うかをよく考える必要があります。

単にリモートワークと言っても、

・一部業務についてだけリモートワークを行うテンポラリータイプ
・出社する日にちと在宅で仕事をする日にちを掛け合わせるハイブリッドタイプ
・すべての仕事を在宅で行うフルリモートタイプ

など、さまざまな形式があります。

企業によって、どのタイプを採用して経理をリモートワークすればよいかは分かれてきます。

たとえば経理処理がそこまで複雑ではなく、ミスが発生する可能性も少なければフルリモートで作業を切り分けても問題はないでしょう。ただし経理処理が複雑で直接対面で確認したい事項が定期的に発生する際は、出社する日にちをハイブリッドタイプで決めて直接コミュニケーションを取れる機会を作る必要があります。
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どうやって経理処理を可視化するか

リモートワークを行うと、直接目の前で従業員の作業内容を確認できません。遠隔でもどんな作業を行っているか可視化できないと、作業がブラックボックス化して引き継ぎのときなどにトラブルが発生する可能性もあります。

リモートワークを行う際、Excelで経理処理を行いメールでデータを添付するといったやり方はおすすめできません。処理内容も分かりにくくなりますし、メールはこまめなデータ確認にはあまり向いていないからです。

リモートワークを実現する際は、クラウド会計サービスの導入が必須になると言ってよいでしょう。

クラウド会計サービスではクラウドサーバーに接続して、さまざまな会計機能を画面から利用可能です。

・法人クレジットカードを紐づけて、取引内容を自動反映
・項目内容をプルダウンで選んで、素早くデータを作成する
・間違っている可能性がある箇所を、強調表示などで通知する

などの機能は、基本どんなクラウド会計サービスにも搭載済みです。

パッケージソフトウェアと違って提供元が自動でアップデートを行ってくれるので、税制変更などのイレギュラーな事態にも安心して対応できます。

基本機能以外にも取引内容を自動判別する機能が搭載されていたりと、クラウド会計サービスごとに特色は異なります。自社に合ったクラウド会計サービスを選定して導入することで、経理リモートワーク化が現実味を帯びてきます。

クラウドストレージツールは、納品物を送信したりといった際に必要です。

メールで納品物を送ると他メッセージに埋もれる可能性もありますし、送信できるデータにも限界があります。映像などデータ量の多いものをやり取りするならば、なおさらメールだけでは不十分です。

クラウドストレージツールでは、提供メーカーが用意したサーバー上に簡単にデータを保存できます。クラウドサーバー上のデータはローカルで消去される危険もありませんし、他ツールと連携させれば共有しながらの同時編集作業も可能です。

経理もリモートワーク化できる?実現するツールもご紹介

経理業務をリモートワーク化できる、おすすめクラウド会計サービス3選

経理業務リモートワーク化では、特に直接作業をする場となるクラウド会計サービスの選定が重要なポイントになります。ここからは経理業務をリモートワーク化できる、おすすめのクラウドサービスを3つご紹介していきます。

・マネーフォワードクラウド会計
・freee
・弥生会計 オンライン

マネーフォワードクラウド会計

「マネーフォワードクラウド会計」は、資産管理ツールなど金融関連のサービスを提供している「マネーフォワード」のクラウド会計サービスです。

取引内容を自動取得したり、仕訳を自動で行ったりという基本機能はすべて網羅しており、使いやすさに定評があります。

・導入支援サポート
・電話サポート
・チャットサポート

などの各サポートも充実しており、クラウド会計サービス初心者でも安心して利用できるのもメリットです。

しかも他会計ソフトウェアで経理処理を行っていても、簡単にデータをインポートして引継ぎが可能です。経営レポートも自動作成できるので、経営戦略を立てたりするのに役立てられます。

freee

「freee」は、フリーランスや小規模企業に人気のあるクラウド会計サービスです。

AIを駆使した、細かい自動仕分けが可能なのが特徴です。読み取った取引内容からどんな項目に入るかなどを自動判断し、ユーザーに提示してくれます。ユーザーは一から項目内容などを判断するよりも、すばやく会計処理が可能になります。

さらにAIを活用した、資金繰り予測なども可能です。

操作方法はシンプルで、会計初心者でも使いやすい仕様になっています。ただし会計になれている場合は使われている語句などに違和感を覚えるかもしれないので、無料トライアルを使って使用感を確かめてみると確実です。

弥生会計オンライン

「弥生会計オンライン」は、会計ソフトウェアトップのシェアを誇る「弥生株式会社」が提供しているクラウド会計サービスです。

レシートや領収書などをスキャンしたり、スマホで撮影したりすれば自動で仕訳を行ってくれます。さらに取引から決算書を自動で作成したり、会計事務所とデータ連携できたりと機能が多彩です。

弥生会計オンラインもマネーフォワードクラウド会計と同じく、他ソフトウェアからのデータインポートやキャッシュフローレポート作成などが可能です。シェアに信頼性を置くのであれば、シェアが最も多い弥生会計関連サービスの弥生会計オンラインを使ってみましょう。
経理もリモートワーク化できる?実現するツールもご紹介

まとめ

今回は経理はリモートワーク化できるか、そして実現における課題やおすすめのクラウド会計サービスについてご紹介しました。

経理は人と密に接して働く場面が少ない分、リモートワーク化しやすい分野です。ただしリモートワーク化する際は勤怠管理などの環境を整え、自社に最適なクラウド会計サービスを導入するのが鍵です。

代表的なサービスで選ぶ場合は、今回ご紹介した3サービスから選ぶことになると思います。ぜひクラウド会計サービス選定などを成功させて、気持ちよく経理リモートワークを実現してみましょう。

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